エログに将来性なんてあるのですか?

素人アフィリエイターのエログ日記です。他にブログ作るの面倒なので別ジャンルの雑記もここに書きます。教材はA×Dってのを実践中です。

新聞はオワコンなんて言わないで下さい!私の実家は新聞屋なんですから!w

新聞はオワコン!新聞なんてまだ存在してんの?

というのは多くの人が思ってる事です。

ネットの時代に新聞読者が増えるわけありませんし

現に私も新聞屋の息子でありながら、気が向いた時しか読まないです。

デジタルネイティブの10代20代は

そもそも新聞を読むなんていう発想すら無いかもしれません。

新聞は確実に衰退し忘れられた媒体になるとは思いますが

少しだけ昔話をしたいと思います。

※私は30代前半なのであまり詳しくないですw

 

 

 

 

新聞は社会人の常識

 

かつての日本では、新聞を読む事は社会人の常識だ!という時代がありました。

読んでいない反抗的な人もいたのですが

「新聞読んでないの?!」「大人なら読むべきでしょ!」「新聞読まない奴は馬鹿

だ!」と言われる事が当たり前だったのです。

新聞読んでない=アホ だったんですね。今と逆ですねw

 

私が5才くらいだった頃は

 

・電車内で器用に折りたたみながら読むサラリーマンのおっさん

・トイレに新聞を持って入りなかなか出て来ない父

・客と世間話をするために頑張って読む喫茶店の奥さん

・客が来なくて暇だから読んでる床屋のおっさん

・喫茶店でコーヒー飲みながら熟読するおじさん

・父の影響で新聞を読み始め右や左に偏る思春期の息子

・楽しそうに折込チラシを見る母

 

など、そんな光景は当たり前でした。

今はもう外で新聞を読んでる人なんて見かけませんが

新聞というのはそれだけ身近で情報収集する上で必須の代物だったんですね。

 

私の知り合い(50代女性)は通学する電車の中で

頭に新聞を置かれて読まれるような事がよくあったみたいです。

身長が低いのでちょうど良かったんでしょうねw

まぁそれだけ新聞は多くの人にとって当たり前の習慣だったのです。

 

 

 

何故読まれなくなったのか?

 

言わなくても誰でもわかってる事ですが

新聞読者が減少した一番の理由はやはりネットの普及です。

 

データ的に新聞の購読率が減り始めたと言えるのはバブル崩壊後です。

大不況の影響を受け、多くの家庭が将来の不安を強く感じたのでしょう。

将来のために少しでも節約する流れになり

その矛先をいの一番に向けられたのが新聞だったのです。

 

そういう事情により新聞購読を解約する人がポツポツと出始めたのですが

当初の購読率は比較的ゆるやかな減少を辿っていました。

しかしその後、一般家庭にもネットが普及した事によって

いよいよ新聞終了の時代へと突入していきます。

新聞は急下降的にその存在意義を失っていったのです。

購読の減少は月単位では数件ずつなので

対策や改革の判断が遅れてしまった販売店が多かったのです。

まさに茹でガエルのような状態ですが

少子高齢化社会に生きる我々も今頃になって高齢化に焦ってるので

そういう意味では販売店と同じ茹でガエルだと言えます。

 

 

さて、そこからは新聞販売店の地獄の始まりです。

まずは本社が提供するデジタル新聞です。

紙を捨てデジタルへ移行する読者が増えた事で

売店の1/3が経営危機に陥りました。

※販売店によっては広告減や押紙問題も絡んでます。

 

 

最も新聞を読む世代である高齢者でさえもパソコンを使い始め

ヤフーニュースなどで無料で記事を読む習慣が出来てくれば

『もう新聞いらんだろ』という流れになってきます。

 この時点で30~40%の販売店が淘汰されています。

残ったのは大きな販売店や、広告が多い地域、資本的に余力のある販売店です。

 

 

紙には紙の、デジタルにはデジタルのメリットがあるのですが

三面記事が見れればいいという事なら

タダで観れるネットの方が良いに決まってます。

芸能人が不倫したとか、政治家が汚職したとか、ネットで事足りますよ。

 

情報収集に積極的じゃない人も、スマホ1つあれば世の中で起きている事を知る事が

出来る時代になったのに、わざわざ3000円も払って新聞を読む理由はありません。

 

あと若い世代は知らないかもしれないですが

新聞ってそもそも1紙だけを読むものじゃありません。

読む人は2紙3紙と読み比べて様々な角度から社会を学ぶものなんですね。

だから昔の販売店というのは結構儲かったんです。

でもバブル崩壊後に新聞代に1万円以上も出す人はほぼいません。

4紙読んでた人も1紙契約が当たり前になって、その貴重な1紙でさえもネットに奪わ

れてしまったんですね。

 

 

ネットニュースというのはリアルタイムで情報が更新されるので

決まった時間にしか届かない新聞はそのスピートには太刀打ち出来ないでしょう。

自転車が飛行機に喧嘩売ってるようなもんです。勝てるわけがありません。

一晩寝かせた情報が届くので「新聞じゃなくて古聞じゃん」と言う人もいますが、まさ

にその通りです。

 

ただ古聞じゃなくて『古新聞』は、揚げ物の油取り用に使う主婦だったり

お花屋さんやペットショップ屋さんなんかでまだまだ需要はあるようです。

なのでメルカリで売ったら定期的なお小遣い稼ぎになるかもですよw

 

 

 

 

新聞はいつ無くなるのか?

 

需要そのものがなくなっているので確実に姿を消しますし、販売店もなくなるでしょう。

でも完全に消滅するというよりは、レコードや昔の古い車のようにどこかではひっそ

りと存在している、そのような感じになるかもしれません。

それに販売店が無くなっても、新聞社はなくなりません。

 

1つは、ネットニュースの情報源はほとんどが新聞記者に依存している事です。

新聞社に帰属しないフリーのジャーナリストも独自で情報発信を行っていますが

その数はやはりそれほど多くはありません。

ネットニュースの大半が記者依存なのです。つまり、記者がいなければネットのニュー

スメディアも成り立たない可能性が高いんですね。

今後はどのようになっていくかはわかりませんが、現状ではネットメディアの運営は、

基本は記者頼みであるという事です。記者が必要とされてる限り新聞社はなくなりませ

ん。

 

2つめは、新聞社は実は新聞を売るだけでなく不動産業などの他の事業も営ん

でいます。

様々な事業を展開しているので、新聞が全く売れなくなっても収入源は何とか確保出来

るというわけです。勿論新聞は広告の収入が大きいですのでそれが無くなれば大打

撃になるのは間違いありませんが、だからといってそれで倒産するかと言えばそうじゃ

ないんです。

 

3つめは、「やっぱり紙の新聞が良い」という根強いファンがいる事です。

最近ではいわゆるモリカケ問題などで新聞の信用は一気にガタ落ちしていますが

それでも新聞に書かれている事は100%全てが嘘というわけではありません。

非常に偏向的な報道をしている事もあって読まない人が圧倒的に多いのですが

それでも「活字」を求める人というのが世の中にはいるんですね。

何を隠そう私の実家は新聞販売店です。新聞を読んでくれている方からリアルな声を聞

くことも多いのです。

「中学生の子供に新聞を読ませたら国語の点が飛躍的に上がった!」というのをつい最

近聞きました。新聞をそんな使い方があるのだなぁと思った一例です。

 

私は学生時代国語の点数は良かったですが、活字そのものは好きじゃありません。

小説よりも少年ジャンプ、書籍よりYoutube、活字より音声。

こんな感じでなので、本一冊なんてまともに読了出来た事もないです。

 

活字が得意になれば、ブログでも良い文章が書けるようになるかもしれないですね。

実家には新聞がたくさんありますので、もし活字の力を上げたい人は私に言って下さ

い。お金なんて取りませんので安心して下さい。

 

まだまだ書きたい事はあるのですが

誰も読まないと思うのでここまでにしときますw

需要があれば【メディアに対する個人的な見解】も書きますけどw

真面目に言うと、アシュケナージユダヤ人のNWOな話も絡んできます。

 

まぁネット調べたら誰でも真実はわかると思うので

ここで終わりにします。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう!